農業への挑戦 北の大地から

日本の農業は、農業従事者の高齢化や担い手不足が進む中、 GPSやICT(情報通信技術)、ロボット技術等を活用した農業機械の普及が進み、 今後の日本農業の発展を更に変えていくものと期待されています。 農業機械展は、国内農業の発展に寄与してきましたが、 2023年に十勝で開催する第35回国際農業機械展 in 帯広2023は、前回開催から5年が経過し、 農業の方向性を示す重要な発表の場として準備を進めています。 今 世界規模で新型コロナウイルス感染の影響を受けておりますが、 今後不透明な状況下、国の新型コロナに対する方針に従い感染予防を進め、「第35回国際農業機械展 in 帯広2023」を開催いたします。

農機展経緯

今回34回目を迎える農機展の歴史は、1947年に十勝会館前広場で開催された「自由市場交換即売会」に端を発します。その後「畜力農機展示会」、「全道農業機械展」、1967年の第19回には「全国農業機械展」となり、次第に規模が拡大されて全国から大勢の来場者が来るようになりました。1982年の第25回以降からは、4年ごとに開催するようになり、2002年の第30回から「国際農業機械展in帯広」と名称を変更し、国内のみならず海外からの出展もあり、多くの来場者を集めている。

年表

西暦 開催名 開催場所 開催期間 併催事業名
1965 第17回全道農業機械展 亜麻工場 8/14~8/16  
1966 第18回全道農業機械展 亜麻工場    
1967 第19回全国農業機械展 西帯広工業団地 9/7~9/9  
1968 第20回全国農業機械展 西帯広工業団地 8/14~8/16  
1969 第21回全国農業機械展 西帯広工業団地 8/14~8/16  
1970 第22回全国農業機械展 西帯広工業団地    
1975 第23回全国農業機械展 中島大橋上流    
1976 第24回全国農業機械展 十勝農業試験場 7/9~7/11 十勝農試開基80周年
1982 第25回全国農業機械展 旧帯広空港跡 7/17~7/25 グリンピア82十勝博
1986 第26回全国農業機械展
「大地とともに機械を語ろう」
帯広の森 8/20~8/24 十勝ステーッフェア86
1990 第27回全国農業機械展
「北の大地から新しい風を」
帯広の森 8/22~8/26 十勝ステーッフェア90
1994 第28回全国農業機械展
「21世紀農業への希望をのせて」
帯広の森 8/23~8/27 十勝ステーッフェア94
1998 第29回全国農業機械展
「北の大地からあなたに希望を」
十勝農協連共進会場跡 8/22~8/26 十勝食彩祭98
2002 第30回国際農業機械展in帯広
「未来豊かな新世紀農業へ」
北愛国交流広場 8/23~8/27 十勝食彩祭2002
2006 第31回国際農業機械展in帯広
「新世紀農業さらなる飛躍へ」
北愛国交流広場 7/13~7/17 十勝食彩祭2006
2010 第32回国際農業機械展in帯広
「次世代農業へ新たなる挑戦」
北愛国交流広場 7/ 8~7/12 口蹄疫発生により延期
2011 第32回国際農業機械展in帯広
「次世代農業へ新たなる挑戦」
北愛国交流広場 7/ 7~7/11 東日本大震災発生により中止
2014 第33回国際農業機械展in帯広
「次世代農業へ新たなる挑戦」
北愛国交流広場 7/ 10~7/14 フードバレーとかち食彩祭2014
2018 第34回国際農業機械展in帯広
「ICTとともに更なる未来へ」
北愛国交流広場 7/ 12~7/16 フードバレーとかち食彩祭2018

第34回(2018)の様子